google.com, pub-4875560181073027, DIRECT, f08c47fec0942fa0 「花の鎖」湊かなえ著 - 耳から広がる世界

「花の鎖」湊かなえ著

読書・映画

あらすじ。Wikipediaより抜粋。

「雪」「月」「花」の字を名前に持つ3人の女性、美雪・紗月・梨花を主人公に、それぞれの「花の記憶」と共にその生き方が描かれた物語になっている。また、その3人の女性の人生に影を落とす謎の男・Kの正体を巡るミステリ。

湊かなえさんの作品で初めて泣きました。

登場人物の思考、見える景色、響く音、匂い、触れたときの感覚だったりを想像しながら読みます。

最初は登場人物が多く誰が誰だか分からなくなったり、時系列が難しくて迷子になってしまい繰り返し、読み返ししました(;^_^A)

痛みと、さらに悲しい現実が胸に突き刺さるような気持ちになりました。

それぞれの立場で「人を想う」ということが、どういうものなのか想像しました。

心の痛みを抱えたまま生きなければならない、悲しくつらい現実があるということ。

自分に置き換えたとき、こんなことに耐えられるのか?いえ、怖くて目の前の現実から逃げ出しちゃうだろうなと思いました。

丁寧に繊細に、とても綺麗な世界観で表現されていました。

それでも、まだまだ読み切れていない自分が悔しいと思いました。

もう少し心が成長したらまた読み返したい一冊でした。

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