google.com, pub-4875560181073027, DIRECT, f08c47fec0942fa0 「ナミヤ雑貨店の奇跡」東野圭吾著 - 耳から広がる世界

「ナミヤ雑貨店の奇跡」東野圭吾著

読書・映画

あらすじより

「悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。

廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。

時空を超えて過去から投函されたのか?

3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが・・・。

次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。

悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇跡を起こせるか?」

【読み終えた感想を書きます】

「百人いれば百通りの悩みと決断がある」「時代は流れても人生の物語は繋がっている」

この二つが私の小さな頭に伝わってきたように感じます。

悩みを抱えたとき、答えを教えて欲しいと思うのは自然なことだと思います。

自分の中に「答え」があっても、それが正しいのか、間違っているのか。

背中を押して欲しいのか、踏み止どまらせて欲しいのか、もしくは別の道があるのか。

自分にも、誰にも正解はわかりません。

人に言えない悩みもたくさんあります。

そのなかでも一番大きな悩みの前では本当に無力です。

私にも小さな悩みがたくさんあります。

後回しにして逃げたいことも、時間という締め切りが迫ってきます。

心細いです。人に相談できないことは苦しいです。

私は学校に行けません。呼吸が乱れて、震えて、頭が痛くなって、体が鉛のようになります。

このままでいいはずがないことはわかります。

学校に行けなくなってから、反対というのかな?それにまつわる情報に目が向くようになりました。

私だけが「止まっている」感じがして焦ります。

もし、将来の自分からアドバイスをもらえても、信じ切って動き出すまでに時間がかかると思います。

作中の登場人物たちも、そこに「環境」があり、「人」がいます。

決断が人に、自分に影響を及ぼすから一歩が踏み出せないんだと思いました。

ネタバレになるのでぼやかしますが、

真剣に、純粋に一緒に考えてくれます。

耳の痛くなるようなこともずけずけ言われ、「でも」とか「けど」とか反発を漏らします。

私も同じです。たとえそれが誰だとしても、本当のことを理解してくれない、と感じてしまいます。

その人を信じ切れるか、自分自身を信じ切れるか、それが一番大切で、でも難しいことなんだと思いました。

私に登場人物のようなことができるかは分かりません。

今の私と将来の私、ちゃんと繋がっている、足元から矢印が向いていることを教えてもらえました。

だからこそ、この本に心が吸い込まれたのだと思います。

つたないですが、私の読書感想文でした。

読んでくださってありがとうございます。

またね^^🎵

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